ふれふれ!ミュージック・テイト

(以下は、クラファン実施中のテイトさんを応援するブログです。3分くらいで読めます)

とにかく落語を摂取したくて摂取したくてしょうがなかった学生時代にお世話になったのが万世橋にあった石丸ソフトと、新宿紀伊國屋にあったミュージック・テイト。

あれだけ通った石丸ソフトも自分が入門した2011年に無くなってしまったし、いま2022年秋、ミュージック・テイトも苦境に立たされて、クラウドファウンディングを募っています。

お客様も芸人さんもそれぞれお付き合いの深さといいますか、関わり方にグラデーションがあると思いますので。それぞれの方が、どうやって応援したらいいんだろうって迷いを感じると思うんですね。

こういうお世話になった場所のクラウドファウンディングがあるたびに感じてしまうのが、マスの皆さんにお訴えする力がない自分へのもどかしさ。

こういうのって「考え方」とか「立場」とか「今までの文脈」みたいなものもあるんでしょうし。そういうものをきちんと整理してなおかつ、魅力のある形で発信できる人が羨ましいし、考える前にズバッと動き出せる人もすごいと思う。(自分はこういう時はもう頭も心もごちゃまぜになって、少しでも力になれればいいけど、何をしたらいいんだろうって、ぐわーっとなってしまうので。)

わたし自身が西新宿のテイトさんのお店で高座に上がったのは三回くらいなんですが、前座の頃からテイトさんが主催している師匠の会の開口一番で出していただきました。出番がなくても師匠の会に顔を出したりすると、店長の菅野さんに「お? 勉強に来たの? よく来たね。打ち上げも出ていきなよ」なんて言ってもらったり。

世の中一般のものの見方として、ビジネス的に言えばテイトさんと「契約関係」を結んだのは数えるほどしかないんですけど。でも折々でお世話になっているんです。

この文章も出演者として書いているのか落語ファンとして書いているのか、整理がついていない面があって恐縮ですけど。でも、落語・講談・浪曲など演芸のソフトがズラーッと並んでいて、手に取ることができて、その場でライブも聞けて、逆の立場で言えば若手の芸人も気軽にライブが開催できてっていう場所は、都内でもここくらいなんですよね。

この二年半みんな新型コロナウイルス感染症で大変でした。僕も中断したまま再開できていない会が多くあります。そういった中でも落語会を再開して継続してくれた。「そりゃ商売だし当たり前じゃん!」っていうツッコミはあると思いますが、演者としては「みんな目の前のことで手一杯だったなかで、場所代を釣り上げることもなく、継続してくれた」という気持ちです。

ひとつの「場」を十年以上も保ち続けること自体が並大抵のことではないし、それをこれからも継続していきたいと言ってくれるだけで頭が下がりますし、いろんなものをかなぐり捨ててまで世間に対して「助けてください!」と言えるのもすごいことだと思う。

クラウドファウンディングで集まった資金は、次代を担う店長候補の育成にも充てたいとおっしゃっています。ぜひ、目標金額を達成した暁には、そういう方に出てきていただきたい。

すみません、結局こんなことしか書けないんですが。

でもお一人でもいいから、逡巡されている方が「判断する材料の一つ」になってくれればと思いまして、思いついたまま書き連ねたブログでございます。

ああ、そうだ。大学一年生のとき建替え前のイイノホールで初めて師匠を聞いて、その翌日あのものすごいジャケット写真のCDを買ったのも、ミュージック・テイトだった。

何卒ご無理のない範ちゅうで、ご協力をお願いいたします。

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