「寄合酒」。ここ1年くらい演ってなかった。細かい箇所がボロボロと抜け落ちてしまったけれど明るいお客様に乗せてもらって、最後まで楽しくできました。
あすの千穐楽に最後まで残れないので、今日はトリまでいる。袖から先輩・師匠方の高座を聞く。ずっと変わらないように見える寄席だけど、本当に少しずつ変わっているんだなあ。
楽屋をあとにして珍しくJRでらくごカフェへ。「鯉丸と音助」第10回。皆さんのおかげで。
予約がちょっと心細い人数だったのだけど、当日のお客様が多くいい感じになりました。お手紙出して良かった!
一、『小言幸兵衛』音助
一、『武助馬』鯉丸
一、『時そば』鯉丸
一、『鈴ヶ森』音助
音助さんは『鈴ヶ森』、鯉丸は『武助馬』根多おろし。
音助さんの『小言幸兵衛』は、稽古のときのアドバイスふまえて、2018年だとちょっとキツいかなというクスグリも入っている丁寧な一席。
『武助馬』。荒いけれど師匠の噺なので勢いにまかせて。
『時そば』。お客席に『時そば』を何百回と聞いているだろう方が多かったので、ちょっと工夫してみました。
『鈴ヶ森』は、最近よく聞く落語協会の型とは違う、芸術協会の型です。
らくごカフェでの会は本当に高座のことだけ考えればいいから演りやすい。ずっとずっと何十年も、続いてほしい。
終演後、二人でお客様に焼肉をご馳走になる。
解散後、音助さんと終電まで次回の根多について話す。