深夜1時。新宿末広亭の小南襲名の披露目から先ほど帰宅して、パソコンの前にいます。
夕方6時前に末広亭の楽屋に入ると、出番の真打はもちろん、すでに二ツ目の先輩・後輩が8人くらい集まっていました。一門の鯉八兄や柳若兄も来ていたので、なんだかホッとする。吉好兄や昇吾さんも。春風亭多し。
新・小南師匠と顔が合ったので、おめでとうございます、と挨拶すると、「ありがとう、これどうぞ」と、今回の襲名に合わせてこしらえた風呂敷をいただく。小南師匠の「二ツ目さん、(喫茶)楽屋に行ってていいよ、つけといて」というお言葉に甘えて、鯉八兄さん、柳若兄さん、昇吾さんといっしょに、口上が始まる前まで、隣の「喫茶楽屋」へ。
席に座ると、鯉八兄さんが「もうすぐネタおろしで。今からさらうから、ちょっと聞いてて」。ネタ出ししてるから書いていいと思うけれど、兄さん、『締め込み』を演るそうです。兄さんが目の前でネタ繰るのを20分くらい聞いていました。兄さんの古典を聞くのは久しぶりだな、と思い出す。まだ僕が前座のころ、兄さんといっしょに出た浜松の会、それ以来だと思う。
楽屋に戻ると、ちょうど仲入り前の小遊三師匠が上がるところ。小遊三師はスッと『蛙茶番』に入ったので、袖から聞きました。
仲入り後の口上。遊之介師匠が司会。遊吉師、金太郎師、南なん師、歌春師、小遊三師の順にご挨拶。小南一門の師匠方が揃って、先代の師匠のエピソードなどを披露していて、楽しい。
トリの前の”ヒザ”には、特別に、小南師の弟・二楽師匠が上がる趣向。二楽師匠は落語協会で、芸協の寄席に本来は出ないので。これっきりのスペシャル感で、客席も明るい。トリで上がった小南師匠は『しじみ屋』。
終演後、喫茶楽屋で和気藹々とした打ち上げ。
明日は、お昼は連雀亭の日替わり寄席、夕方からは日本橋三越のカルチャーサロンで落語です。
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【次の出演】
9/29(金)東京・神田
連雀亭日替わり寄席(昼)
時間|13時30分〜15時00分
場所|連雀亭
料金|1,000円
出演|瀧川鯉丸、春風亭昇羊、山遊亭くま八、立川三四楼
9/29(金)東京・日本橋
日本橋街大學69《プレミアムフライデーは落語で寄り道!》
時間|18時00分〜20時00分
場所|日本橋三越本店 新館9階・三越カルチャーサロン
料金|3,240円 (飲み物・軽食つき)
出演|瀧川鯉丸