日中は横浜市内で一件。
その後は関内に移動して、手紙を書いたり、さらったり。
夜はそのまま、関内ホールへ文治師匠の独演会を見学に伺う。開口一番が前座仲間だった昇羊くんなので、楽しい。
仲入り後の三席目、文治師匠は「あたしも今年、五十になりまして……」とふってから『ラーメン屋』へ。文治師匠の『ラーメン屋』、ここのところ掛けていると耳にしていたが、初めて聴いた。ちょっとしんみりする噺なのだが、そこは文治師匠なので湿っぽくなく、じわっと暖かい雰囲気で終演。
楽屋で文治師匠が着物を畳んでいるときに初めて聞いたのだけど、『ラーメン屋』といえば”おばあさんの”今輔師匠なので、てっきり今輔師匠作なのかと思っていたら、金語楼先生が今輔師匠のために作った噺、なんだそうだ。
打ち上げに誘っていただき、恐縮ながら参加する。帰りは、文治師匠と昇羊くんと三人で、みなとみらい線の馬車道から。