12時半前に連雀亭に到着。じきに寸志さん、小太郎兄さん、美るく姉さんも楽屋入り。
落語協会の謝楽祭が今週末で、といった話をしながらチラシを折り込みつつ、開演。
一.「かぼちゃや」鯉丸
一.「金魚の芸者」美るく
一.「目黒の秋刀魚」小太郎
一.「景清」寸志
わたしは今夏ほとんど演らなかった「かぼちゃや」を演り、おあとの美るく姉さんも「金魚の芸者」に入り、図らずも夏の根多が続く。
続く、小太郎兄さんは「九月になると噺家は着物を露から単衣に替えるんですが、今日の人たちはみんな露ですね、夏を引きずってますね。あたしは秋の噺を」と、小太郎兄さんらしい入りから「目黒の秋刀魚へ」。楽屋で「久しぶりだから時間が読めない」と言いながら、ぴったりの時間。
ここまで独特の流れで、最後に上がった寸志さんも、「どうしようかなあ、うーん、、何演ります?」などと言いながら、スパッと盲目のまくらに入って、景清をたっぷり。
トリックスターがいっぱい。