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素敵な一日。

こんばんは。家に帰ってきてふとんの中でこれを書いています。

今日は地域の落語会で桂南なん師匠とご一緒した嬉しい一日。

10時過ぎに東横線に乗って東武東上線のみずほ台へ向かいます。東上線へは副都心線を介して直通しているので一本です。

特急で和光市まで行って、そこから準急列車に乗換えます。

みずほ台駅の改札で待っているとじきに南なん師匠がいらっしゃる。迎えに来てくださった世話人の方の車に乗り込む。

会場へ向かう途中、難波田城公園という古民家を保存している公園に立ち寄ってくれました。

茅葺き屋根の古民家で囲炉裏や五右衛門風呂を懐かしむ南なん師匠を傍で眺める幸せったらありません。

お庭の梅も三分咲きでしたが、それを見て南なん師匠がメモを取り出して何やら書き走っていました。

何かなあと思っていたら、車に乗り込む時に師匠が「一句浮かんだよ」と。カシャカシャ写真撮ってた自分が恥ずかしくなりますね。

会場に到着し世話人の方々との挨拶を済ませて、用意してくださった控室に入る。

南なん師匠、この間から喉を痛めて寄席を休んでいて心配をしてしたのですが、「少しずつ良くなっているよ。」とおっしゃって安心しました。

でも、高座に備えてなるべく喋らないようにしているとのことで、師匠につられて自分もだんだん小声になっていきました。

高座も、いつもは地声のところを今回はマイクを用意してもらいました。

満員のご来場で開演。私は「鮑のし」、南なん師匠は「猫の災難」でした。何箇所か噛みましたが、明るいお客様と自分の気持ちがカバーしてくれました。

終演後、主催の皆さんと打ち上げ。師匠は喉をいたわってお酒は一切呑まないので恐縮でしたが、美味しいお酒を頂きました。

帰り道も東上線の車内で南なん師匠と小声で色々なお話をしました。えへへ。

「日常会話をしても辛くなくなってきて良かった」と嬉しそうな南なん師匠。お大事になさってください。

西新宿の事務局へ寄ってから帰宅しました。

(『錦明竹』、先月に上げの稽古をつけていただこうと思っていたら体調を崩して機を逸してしまった。

3月に見てもらえるかもしれないので、もう一回復習しないとなあ。という近況です。)

明日は朝から戸塚へ。