6月以降の出演予定はこちら

反町駅前寄席

午後から2件ほど挨拶へ。相鉄線は12月に創立100周年だそうで、駅構内も車内もその広告でいっぱい。車両も、新色・ネイビーブルーにリニューアルしたものが増えてきた。3編成くらい居るのかな。西谷駅付近の「都心直結線」の工事は、まだ全体像が見えない感じ。西谷駅前はかなりのどかだけど、これから大きく変わっていくのだろう。

夕方5時すぎ、東横線の反町駅前サロンに到着。この会も早いもので第7回、私は3回目の出演。6回通うと落語家の手拭いと交換できる趣向なのだけど、早くも交換した常連さんが、私の手拭いを持っていた。「鯉丸さんのが欲しかったのよ」と言ってもらえて嬉しい。

開演前、受付をしていた男性と話をしていたら、若々しい方なのに、昭和12年生まれと聞いて驚く。先代の三平師匠が綺羅星のごとく登場した頃の寄席を知っているとのこと。

次第にお仕事の話になる。長年、JAS(日本エアシステム)にお勤めだったと聞いて、「そういえば……」。

ちょうど2週間前、東京湾フェリーに乗った時に、きっぷ売場の什器にJASのロゴが残っていて「懐かしい」と写真を撮ったことを思い出した。その画像を見せると、「あっ。これです、これ。懐かしいなあ」と、とても喜んでもらえた。自分のロゴ偏愛が役に立った。

「父の故郷が佐賀なので、九州に帰省するときはJASに乗ることがありました」

「九州方面はよく飛んでましたね」

落語会に来て、JASの話ができるとは思わなかった。

お客席には、先日の横浜橋の落語会でお世話になった方もいらして、1時間。きのう覚えた『め薬』を冒頭で演ってみた。

来月は、春風亭昇羊さん。