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中野の師匠の会へ

昼間は『居酒屋』。ここ2、3日前からさらい直している。最初から最後まで、酒呑みと居酒屋の小僧の会話。

居酒屋は「なんとなく好きで、もっと好きになれそうだけど、この噺のどこか好きなのかまだ判然としない」という感覚。

夕方に、中央線で中野へ向かう。出番はないが、なかの芸能小劇場の師匠瀧川鯉昇の独演会を訪ねる。中野駅を下りると、帰宅時間とあってかなりの人混み。前座の頃、中野~高円寺に住んでいたことがあったのだけど、こんなに人はいなかったと思う。住んでいる人が増えているのだろうと思うし、サンモール辺りをスマートフォンで撮っている女の人が何人もいるので、ブロードウェイを中心とした中野界隈までわざわざ訪ねてくる人も相変わらず多いのでしょう。

6時前に、なかの芸能小劇場の楽屋に着いて師匠を待つ。前座は全太郎さん。師匠は6時20分ごろ楽屋入り。師匠は昨日のまつりは仕事で欠席だったので、「鯉昇師匠に会いたかった」とお客様から随分と言われました、と伝えておく。

今日の師匠は『船徳』と『へっつい幽霊』の二席。『船徳』がまくら含めて1
時間弱、『へっつい幽霊』はスッと。

終演後、お客さんと近くの居酒屋で打ち上げ。声を掛けてもらい、のこのこついていく。中野から東西線で飯田橋。師匠はそこから王子方面、僕はおいとまして日吉方面へ帰る。